スズサイコ(鈴柴胡) 
属名 ガガイモ科 カモメヅル属  学名 Cynanchum paniculatum
別名
名の由来 全体がセリ科のミシマサイコに似て、花のつぼみが丸く、鈴に喩えたため名がついた。
特性 多年草 日当たりのよいやや乾いた草地に生育する。 草丈50cm〜100cm。
茎は細く、直立する。 葉は長披針形〜線状長楕円形、ほとんど無柄でやや厚く、
無毛かまたは表面の縁にわずかに毛。 長さ6〜13cm、幅4〜15mm。
花序は茎の先や上部の葉腋から出て、集散状にまばらに花をつける。
花の直径は約1cm。 花冠は黄褐色で裂片は開出する。 
花冠の内側には卵形に膨らんだ副花冠が5個あり、雄しべしと雌しべは
合体して蕊柱となる。、日差しが弱くなる夕方に開き、朝、日が当たると閉じる。
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分布 北海道、本州、四国、九州
六甲山系では中腹から山上の草原に生えるが数は少ない。
花期  花期7〜8月
スズサイコ    2008/7/10
  神戸市灘区  六甲山
スズサイコの葉   2006/7/17
  神戸市灘区  六甲山
スズサイコの花序   2008/7/10
  神戸市灘区  六甲山
スズサイコの花  2006/7/17  
  神戸市灘区  六甲山
スズサイコの果実  2004/8/12
   神戸市灘区  六甲山
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