オニユリ(鬼百合) 
属名 ユリ科ユリ属 学名 Lilium lancifolium
別名 テンガイユリ(天蓋百合)
名の由来
特性 多年草。 人里近くに生える。 草丈1〜2m。
人里に多いので日本の在来種ではなく、中国から持ち込まれたものとの説もある。
葉は互生。 葉身は広披針形〜披針形で長さ5〜15cm。 葉柄はない。 
葉腋に珠芽が付く。 
花茎に4〜20個の橙紅色の花をつける。 花弁に濃い斑点が多数ある。
花の直径は約10cm。 花被片は橙紅色で濃い斑点があり、強く反り返る。
多くは3倍体で果実ができない。 鱗茎は大きい。
類似種のコオニユリはムカゴをつけない。
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分布 北海道、本州、四国、九州
六甲山系では中腹までの田園地帯で普通に見られる。
花期  7〜8月
オニユリ   2004/7/24
  神戸市北区 山田町藍那(標高280m)
オニユリの葉とムカゴ   2004/7/17
  神戸市北区 山田町藍那(標高240m)
オニユリの花   2004/7/17
  神戸市北区 山田町藍那(標高240m)
オニユリの花   2004/7/24
  神戸市北区 山田町藍那(標高280m)
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