トベラ(扉)
属名 トベラ科トベラ属 学名 Pittosporum tobira 
別名
名の由来 節分に戸口にさして鬼払いした風習から、扉の木、トビラ、トベラと訛った名
特性 常緑低木。 雌雄別株。 葉や枝に独特の臭気がある。 樹高2〜3m。
樹皮は灰褐色。
葉は枝先に集中。 単葉で互生。 葉身は狭倒卵形または倒卵状長楕円形。
長さ5〜8cm。 幅は1.5cm〜2.5cm。 葉の表面は濃緑色で光沢。 
裏面は淡緑色。 葉縁は全縁。
枝先に5弁の花をびっしり咲かせる。花は咲く向きによって白から黄色へと変化する。
果実は朔果。 直径約1.2〜1.5cm。。 黄色く熟し、3片に裂開する。
種子は赤く粘液質の物質に包まれる。
分布 本州(宮城県以南)、四国、九州に分布
六甲山系では鉢伏山山麓で見られる。
花期、果期  花期4〜6月  果期11〜12月
トベラの樹皮   2002/6/8
 神戸市須磨区 鉢伏山南側 (標高120m)
トベラの葉   2002/3/2
 神戸市須磨区 鉢伏山南側 (標高120m)
トベラの葉   2002/3/2
  神戸市長田区 高取山南側(標高200m)
トベラの花  2002/5/18
  神戸市中央区 再度山南側(標高300m)
トベラの果実  2002/11/17
  神戸市中央区 再度山南側(標高300m)
トベラの種子  2003/12/27
  神戸市須磨区 鉢伏山南側 (標高120m)
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