再度山(標高470m) 
解説 神戸の市街地から車で15分足らず行ける。 山頂近くに修法ケ原という池があり、
市民の憩いの場となっている。
名の由来 鍋蓋山と摩耶山の間の山を古くは摩尼山と呼んでいて、その山中には奈良時代に
和気清麻呂が開いた観音霊場があった。空海が唐に仏教を学びに渡ろうとした時、
長い船旅の航海安全と学問成就を祈ってこの霊場に登り、修行したという。唐から
帰国した後、お礼のため、またこの山に登って修行した。弘法大師が二度の登られた
のでこれ以降、再度山と呼ばれるようになった。
植生の特徴 南側は照葉樹林、北側はアカマツ・コナラ林。 大龍寺一帯は神戸市有数の原生林
となっている。
再度山(神戸市立森林植物園より望む) 再度山(石楠花山より望む)
再度山山頂(470m) 山頂付近にある大龍寺の山門