ナンバンギセル(南蛮煙管) 
属名 ハマウツボ科ナンバンギセル属 学名 Aeginetia indica
別名 オモイグサ(思い草)
名の由来 花の形が南蛮人のパイプ(煙管)に似ているため。
特性 多年草。山野の草地に生える。単子葉植物(イネ科、ミョウガ科など)の根に
寄生する。茎は赤褐色でほとんど地上には出ず、数個の鱗片葉を互生する。
根元から茎のように見える花柄を直立させ、先端に淡紫色の花を1個横向けに
つける。花冠の長さは3〜4cm。花冠は筒状で先が5浅裂する。
果実は裂果で、直径1〜1.5cmの卵球形。ごく小さな種子が多数入っている。
分布 北海道、本州、四国、九州、沖縄
花期  8月〜10月
花期の様子   2012/9/7
 神戸市北区 山田町
花冠の内部
果実 果実の内部
種子  
 種子の直径は0.04mm
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