ヒツジグサ(未草)  
属名 スイレン科スイレン属 学名 Nymphaea tetragona Georgi
別名
名の由来 未(ひつじ)の刻(午後1〜3時)に開くのでこの名が付いた。
特性 浮葉性の多年草。 貧栄養の池に生育。
水底の泥中に太い茎があり、先端から葉が束生する。
浮葉と沈水葉の2種類の葉を持つ。 浮葉は広楕円形で、光沢がある。
長さ10〜20cm、基部は2つに深く切れ込んでいる。 
冬期には浮葉が枯れて沈水葉のみとなる。
根生の花茎の先に白色の花を1個つける。花の直径約5cm。
萼片は4個で緑色。花弁は8〜15個。 花弁の長さは萼片とほぼ同じ。
花は正午前後に開き、夕方に閉じる。 花は数日間開閉を繰り返す。 
花が終わると花茎はらせん状に曲がって沈水し、水中で成熟する。
果実は液果で、球形。
花の拡大画像
分布 6〜8月
花期  北海道、本州、四国、九州。
六甲山系では中腹の小さな野池に生える。
ヒツジグサ   2006/7/8
  神戸市北区
ヒツジグサの葉(表)   2006/7/8
  神戸市北区
ヒツジグサの葉(裏)   2006/7/8
  神戸市北区
ヒツジグサの花   2006/7/8
  神戸市北区
ヒツジグサの花   2006/7/8
  神戸市北区
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