オトギリソウ(弟切草) 
属名 オトギリソウ科オトギリソウ属 学名 Hypericum erectum
別名
名の由来 鷹の傷を直す秘草を、鷹匠の兄弟の弟が他人に口外したために、
兄が怒りその弟を切り殺した。その血しぶきが花や葉に黒い点々となって
残ったという伝説のため。
特性 多年草。 日当たりのよい山野に生える。 草丈30〜60cm。
葉は対生、葉身は長楕円形で、長さ3〜6cm、幅0.8〜2cm。
葉の基部は茎をやや抱く。葉や花弁には黒色の小さい点が散在する.
茎は直立し、茎の上部で分枝する。枝先に集散花序を出し、直径約2cmの黄色の花をつける。
花弁は5枚。 果実は朔果。 
切り傷、関節痛などに薬効がある。
花の拡大画像
分布 北海道、本州、四国、九州
六甲山系では中腹以上の草原や林縁に生える
花期  花期7〜8月
オトギリソウ  2004/7/19
  神戸市灘区 六甲山西側(標高800m)
オトギリソウの葉   2005/8/7
  神戸市西区 神出町 
オトギリソウの葉(表)  2005/8/7
  神戸市西区 神出町
オトギリソウの葉(裏)   2005/8/7
  神戸市西区 神出町
オトギリソウの花  2006/7/23
  神戸市中央区 再度山(標高280m)
オトギリソウの花   2005/8/7
  神戸市西区 神出町   
六甲山系の草本図鑑トップへ