センボンヤリ(千本槍)
属名 キク科センボンヤリ属 学名 Leibnitizia anandria
別名 ムラサキタンポポ
名の由来 秋に開花する閉鎖花を大名行列で槍の穂先に被せた飾りに喩えた。
特性 多年草。 日当たりのよいやや乾燥した山野に生える。 草丈15〜60cm。
葉は根元にロゼット状となる。 春の葉は卵形、裏面は白い毛が密生する。 
秋の葉は長さ10〜15cmの倒卵状長楕円形で羽状に中裂する。
から10センチほどの花茎を立てて、白い花を咲かせる。
春の花は直径約1.5cmで、花弁の裏面が紫色を帯びた舌状花。中心に筒状花がある。
夏から秋には数本の花茎を30〜60cm伸ばして、閉鎖花をつける。
果実は総果で長さ約1cm。
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分布 北海道、本州、四国、九州
六甲山系では中腹の林縁やハイキング道沿いで見られる。
花期  4〜5月、 9〜11月
センボンヤリ  2005/4/16
  神戸市北区 トゥエンティクロス(標高350m)
センボンヤリ  2005/4/16
  神戸市北区 トゥエンティクロス(標高350m)
センボンヤリの葉  2004/8/7
  神戸市灘区 六甲山西側(標高760m)
センボンヤリの葉  2004/8/7
  神戸市灘区 六甲山西側(標高760m)
センボンヤリの花  2004/4/16
  神戸市北区 トゥエンティクロス(標高350m)
センボンヤリの花(閉鎖花)  2005/11/27
  神戸市灘区 六甲山西側(標高760m)
センボンヤリの果実  2005/11/27
  神戸市灘区 六甲山西側(標高760m)
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