キセワタ(着せ綿)
属名 シソ科メハジキ属 学名 Leonurus macranthus
別名
名の由来 菊の花に綿を被せる宮中の『着せ綿』の儀式の菊の姿に似ているため
特性 多年草。 山地の草原に生える。 草丈0.5〜1m。
葉は対生で葉身は楕円形。 葉縁は鋸歯。 有毛。
花は舌状の合弁花で葉腋に数個つける。 花は茎に段状につく。
花弁は上唇と下唇に分かれる。 上唇の上部には白い毛がある。 
下唇は3裂し、淡紅紫色。
類似種のメハジキは、葉がヨモギのように切れ込みが多い。
花の拡大写真
分布 北海道、本州、四国、九州
六甲山系では稀。  兵庫県レッドデータランクB
花期 8〜9月
キセワタの花    2002/10/13
  神戸市北区 
キセワタの葉    2002/10/13
  神戸市北区 
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