ヤマネコノメソウ(山猫の目草)
属名 ユキノシタ科ネコノメソウ属 学名 Chrysosplenium japonicum
別名
名の由来 花後に果実が裂け、種が猫の瞳孔に似るため
特性 2年草。 渓流沿いなどのやや湿ったところに生える。 草丈10〜20cm。
花茎と葉柄にはやや長い毛が散生する。 
根生葉は腎円形で長い柄があり、葉縁には鋸歯がある。  茎の間に付く葉は1〜2枚と少数で、
互生する。 茎の頂端に輪生するように付く葉は中心部に至るほど小さい。
花茎を出して先に花をつける。 花は直径約5mm、顎片は4枚で黄緑色。
花後、花茎の基部にムカゴをつける。
果実は刮ハ。 縦に裂開し、褐色で楕円形の種子が多数できる。
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分布 北海道、本州、四国、九州
六甲山では中腹のやや湿ったところで見られる。
花期  3〜4月
ヤマネコノメソウ  2005/3/20
  神戸市北区 長坂山北側(標高350m)
ヤマネコノメソウ  2005/3/20
  神戸市北区 長坂山北側(標高350m)
ヤマネコノメソウの葉(根生葉表) 2005/3/20
  神戸市北区 長坂山北側(標高350m)
ヤマネコノメソウの葉(根生葉裏) 2005/3/20
  神戸市北区 長坂山北側(標高350m)
ヤマネコノメソウの葉(茎生葉) 2005/3/20
  神戸市北区 長坂山北側(標高350m)
ヤマネコノメソウの花  2005/3/20
  神戸市北区 長坂山北側(標高350m)
ヤマネコノメソウの花  2005/3/19
  神戸市北区 長坂山北側(標高350m)
ヤマネコノメソウの果実  2004/4/6
  神戸市北区 山田町藍那(標高240m)
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