神戸の六甲山系は大都会の近くにありながら、豊かな自然に恵まれています。
(注:地理学的には六甲山系でなく、六甲山地が正しいが、世間一般的には六甲山系という名称が使用
されることが多いため、本ホームページでは六甲山地ではなく六甲山系の名称を使用しています。)
山系自体は東西30km、南北8km、最高峰の標高931mと、どこにでもある山ですが、ふもとの海岸林
、照葉樹林に始まり、中腹のアカマツ・コナラの二次林、さらにブナ林へと続いています。 生育する樹種も
非常に豊富です。
六甲山系は昔からこのような豊かな自然があったわけでなく、100年前まで南斜面ははげ山でした。
約100年前大規模な植林を行い、今のような森林が形成されました。しかし、残念なことに一部では本来の
植生にないニセアカシア、オオバヤシャブシなどの治山樹種が優占したり、帰化植物がはびこっているところ
もあり、生態系の将来が危惧されます。
このホームページは六甲山の自然の大切さを多くの人に知っていただくため、私の撮影した写真を
中心に神戸市と六甲山系の自然と四季の移り変わりをたっぷりと紹介します。 |