イヌガヤ(犬榧) |
属名 |
イヌガヤ科 イヌガヤ属 |
学名 |
Cephalotaxus harringtonia |
別名 |
ヘダマ、ヒノキダマ |
名の由来 |
カヤに似ているが、役に立たないという意味 |
特性 |
常緑小高木。 雌雄別株。 樹高は8〜10m。 樹皮は暗褐色。
耐陰性が強く、スギ林の林床でも育つ。 葉はカヤ似るが触っても痛くない。
葉は互生し、枝に2列配列し、主幹の葉はらせん状となり、線形で、長さ3〜5cm、幅は3〜
4mm。 表面は暗緑色、裏面は灰白色の2条の気孔腺がある。 葉先は短く急に尖る。
前年枝の葉腋にまとまってつく。
果実は球果は球形または倒卵形、果実から油を絞り燈明にした。
熟すと褐色になる。 長さは2〜2.5cm、
幅1.5〜2cm。 |
分布 |
本州(岩手県以南)、四国、九州。
六甲山系では所々で見られるが、トエンティクロスに多い。 |
花期、果期 |
花期3〜4月、 果期10月(翌年) |
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イヌガヤの樹皮 2002/1/27
神戸市北区 トエンティクロス(標高300m) |
イヌガヤの葉 2002/1/27
神戸市北区 トエンティクロス(標高300m) |
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イヌガヤの葉(表) 2004/1/4
神戸市北区 丹生山南側(標高350m) |
イヌガヤの葉(裏) 2004/1/4
神戸市北区 丹生山南側(標高350m) |
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イヌガヤの雄花 2002/3/30
神戸市北区 鍋蓋山南側(標高370m) |
イヌガヤの果実 2003/10/11
神戸市北区 六甲山北側 紅葉谷(標高600m) |
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イヌガヤの葉のスキャン画像 |
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