イヌシデ(犬四手) |
属名 |
カバノキ科クマシデ属 |
学名 |
Carpinus tschonoskii |
別名 |
シロシデ、ソネ |
名の由来 |
イヌはシデと異なるという意味。 シデとは同類の花穂の垂れ下がる様子が玉串や注連
に垂れ下がる紙(四手または垂)に似ているため。
シロシデは新葉に白い毛が多いことによる。 |
特性 |
落葉高木。 雌雄同株。 樹高は10〜15m。 樹皮は灰白色でなめらか。
網でも巻きつけたかような独特の白い模様ができるが、これは地衣類によるものらしい。
葉は単葉で互生。 葉身は卵形または卵状楕円形で、長さ4〜8cm、幅は2〜4cm。
葉の表面は毛が全体にある。 葉縁は鋭く細かい重鋸歯があり、葉先は鋭頭となる。
側脈は12〜14対。
葉の展開と同時に咲く。 雄花序はひも状に垂れ下がる。雌花は上向きにつく。
果実は堅果。 果穂6cm。 |
分布 |
本州、四国、九州の丘陵帯から山地帯に分布
六甲山系は川沿いを中心に分布。 トエンティクロスではよく見られる。 |
花期、果期 |
花期4〜5月 果期10月 |
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イヌシデの樹皮 2002/1/27
神戸市北区 トエンティクロス(標高330m) |
イヌシデの葉 2002/6/16
神戸市北区 トエンティクロス(標高330m) |
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イヌシデの葉(表) 2005/7/17
神戸市西区 雌岡山(標高170m) |
イヌシデの葉(表) 2005/7/17
神戸市西区 雌岡山(標高170m) |
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イヌシデの雄花序 2005/4/10
神戸市西区 雌岡山(標高170m) |
イヌシデの雌花序 2005/4/10
神戸市西区 雌岡山(標高170m) |
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イヌシデの果実 2005/7/17
神戸市西区 雌岡山(標高170m) |
イヌシデの果実 2005/7/17
神戸市西区 雌岡山(標高170m) |
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イヌシデの冬芽 2005/2/19
神戸市北区 再度山北側(標高420m) |
イヌシデの葉のスキャン画像 |
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