ウバメガシ(姥目樫) |
属名 |
ブナ科コナラ属 |
学名 |
Quercus phillyraeoides |
別名 |
芽だしの色が茶褐色になるので姥芽(ウバメ)、昔既婚婦人の歯を染めるときの
染料を採った。 葉の表面のしわから老女を連想して姥女(ウバメ)としたなど
諸説がある。 |
名の由来 |
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特性 |
常緑小高木。 樹高は10m〜15m。 材は堅く高級な炭として知られる備長炭は
この木から作られる。 樹皮は黒みかかった褐色で縦に浅く裂ける。
細かく枝を分け、葉を密生させる。
葉は倒卵形または楕円形で、長さ3〜7cm、幅は1.5〜3cm、葉の表面は濃緑色、
裏面は緑色。 葉縁は上半分に低い鋸歯がある。 葉脈は7〜9対。
葉の展開と同時に開花。 雄花序は新枝に垂れ下がる。 雌花は新枝の葉腋につく。
果実は堅果。 長さ約2cmの楕円形。 |
分布 |
本州(神奈川県以西)、四国、九州の丘陵帯の海岸
六甲山系では鉢伏山に多く、純林を作る。 |
花期、果期 |
花期4〜5月 果期9〜11月 |
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ウバメガシ(若齢樹)の樹皮 2002/3/2
神戸市須磨区 鉢伏山 (標高190m) |
ウバメガシ(老齢樹)の樹皮 2002/3/2
神戸市須磨区 鉢伏山 (標高210m)
胸高直径55cm |
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ウバメガシの葉 2002/3/2
神戸市須磨区 鉢伏山 (標高190m) |
ウバメガシの葉(表) 2003/12/30
神戸市北区 山田町藍那(標高300m) |
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ウバメガシの葉(裏) 2003/12/30
神戸市北区 山田町藍那(標高300m) |
ウバメガシの花 2002/4/27
神戸市北区 鍋蓋山北側(標高320m) |
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ウバメガシの果実(堅果) 2002/11/9
神戸市北区 山田町小部(標高320m) |
ウバメガシの葉のスキャン画像 |
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ウバメガシの葉(全体)のスキャン画像 |
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