カクレミノ(隠蓑)
属名 ウコギ科カクレミノ属 学名 dendropanax trifidus
別名
名の由来 葉の形を雨具の蓑に例えてこの名がある。
特性 常緑高木。 樹高9〜15mほど。 樹皮は茶褐色で横に線を引いたような皮目がある。
葉は単葉で互生し、枝先に集中する。 葉の表面は濃緑色で光沢。裏面は淡黄緑色。 
葉縁は全縁。 若い枝につく葉は3裂するものが多い。 
花をつける枝の葉は楕円形ないし卵状楕円形または菱状楕円形。 葉縁は全縁。
夏に緑色の小花を散形につける。 
果実は液果実。 黒く熟し、長さ1cmほどで先端に花柱が残る。 
分布 本州(関東以西)、四国、九州の丘陵帯に生える。
六甲山系では照葉樹林には必ず生えている。
花期、果期  花期6〜7月  果期10月
カクレミノの樹皮  2002/1/14
 神戸市北区 再度山北側(標高350m)
カクレミノの樹皮(老齢樹)  2002/3/2
 神戸市須磨区 旗振山山頂付近(標高200m)
カクレミノの葉  2002/1/5
 神戸市中央区 再度山南側(標高370m)
カクレミノの葉(3裂)  2003/12/27
  神戸市須磨区 鉢伏山南側(標高170m)
カクレミノの葉(卵形)  2003/12/27
  神戸市須磨区 鉢伏山南側(標高180m)
カクレミノの葉(5裂)  2003/12/27
  神戸市須磨区 鉢伏山南側(標高150m)
カクレミノの葉(裏)  2004/1/11
  神戸市北区 再度山北側(標高360m)
カクレミノの稚木  2003/12/21
 神戸市中央区 再度山南側(標高360m)
カクレミノの花  2005/8/15
  神戸市長田区 高取山(標高200m)
カクレミノの果実  2003/12/27
  神戸市須磨区 鉢伏山南側(標高180m)
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