カラスザンショウ(烏山椒)
属名 ミカン科サンショウ属 学名 Zanthoxylum ailanthoides
別名 アコウザンショウ
名の由来 カラスが種子を食べるのでこの名前だという
特性 落葉高木。 野鳥が好んで啄ばみ、鳥によって散布される種子はよく発芽し、
裸地の先駆植物となっている。 枝には鋭い棘がある。 成木に成長しても樹皮に
はいぼいぼの棘のあとが残る。  樹高は5〜15m。 樹皮は灰褐色。
葉は奇数羽状複葉で互生し、小葉は19〜31枚あり、側小葉は長楕円形または
披針状長楕円形で、長さ7〜15cm、幅は1.5〜4cm。 小葉の表面は濃緑色、
裏面は粉白緑色。 葉縁は低い鈍鋸歯、先端は細長く鋭尖頭。
枝先に散房花序を出し、花はとても小さく直径5mmほど。 
果実は赤く、種子は黒い。 
分布 本州、四国、九州の丘陵帯から山地帯下部
六甲山系では川沿い、谷筋などで見られる。
花期、果期  花期7〜8月   果期11月〜1月
カラスザンショウの樹皮(壮齢樹)  2002/2/24
  神戸市北区 再度山北側(標高390m)
カラスザンショウ(若齢樹) 2002/5/12
  神戸市北区 再度山南側(標高380m)
カラスザンショウ  2004/7/24 
  神戸市北区 山田町藍那(標高280m)
カラスザンショウの葉 2002/6/8
  神戸市須磨区 鉢伏山南側(標高60m)
カラスザンショウの葉(表)  2005/6/5
  神戸市北区 再度山北側(標高390m)
カラスザンショウの葉(裏)  2005/6/5
  神戸市北区 再度山北側(標高390m)
カラスザンショウの花  2002/7/20
  神戸市灘区 摩耶山北側(標高650m)
カラスザンショウの花  2004/8/7
  神戸市灘区 摩耶山北側(標高650m)
カラスザンショウの果実  2002/11/17
  神戸市北区 イガヤ谷東尾根(標高220m)
カラスザンショウの冬芽   2002/12/15
  神戸市北区 再度山北側(標高360m)
カラスザンショウの葉痕   2002/12/15
  神戸市北区 再度山北側(標高360m)
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