コウヤマキ(高野槙) 
属名 コウヤマキ科コウヤマキ属 学名 Sciadopitys verticllata
別名 マキ、ホンマキ
名の由来 高野山に多かったのでこの名がある。
特性 常緑高木。 幹は直立する。 樹高は35〜40m  樹皮は灰褐色から赤褐色で縦に裂け、
鱗片状にはがれる。 
長枝の鱗片葉はらせん状に互生し、短枝の葉は2本の葉が合着した線形20〜40本の葉が
輪生または束生する。 線形の葉は表面が濃緑色で中央がくぼむ。 
裏面は黄緑を帯び、中央のくぼみに白色の気孔帯がある。 長さ6〜12cm、幅は2〜4cm
花は3〜4月に咲き、雄花は楕円形で20〜30個が頭状に集合。
球果は円筒状楕円形で翌年の秋に熟す。
分布 本州(福島県以南)、四国、九州
六甲山系では摩耶山天上寺跡に生えているが、植栽したものと思われる。
花期、果期  花期3〜4月  果期9〜11月
コウヤマキの樹皮  2002/3/9
  神戸市灘区 摩耶山天上寺跡(標高610m)
コウヤマキの葉  2002/3/9
  神戸市灘区 摩耶山天上寺跡(標高610m)
コウヤマキの葉  2004/1/18
  神戸市灘区 摩耶山天上寺跡(標高610m)
コウヤマキの葉(表)  2004/1/18
  神戸市灘区 摩耶山天上寺跡(標高610m)
コウヤマキの葉(裏)  2004/1/18
  神戸市灘区 摩耶山天上寺跡(標高610m)
コウヤマキの樹形  2004/1/18
  神戸市灘区 摩耶山天上寺跡(標高610m)
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