コジイ(小椎) | |||
属名 | ブナ科シイ属 | 学名 | Castanopsis cuspidata |
別名 | ツブラジイ | ||
名の由来 | コジイはスダジイに比べて堅果が小さいことから。 ツブラジイはスダジイに比べて堅果が丸いことから |
||
特性 | 常緑高木。 雌雄同株。 樹高20m。 樹皮はなめらかで普通割れ目ができない。 葉は単葉で互生。 葉身は卵状長楕円形。 長さ5〜10cm、 幅2〜3cm。 上半分に鈍い鋸歯と全縁の2つのタイプがある。 花は強い香りを放つ。雄花序は長さ8〜10cmで新枝から上向きに伸びる 雌花序は長さ約8cmで新枝の上部の葉腋から直立する。 果実が堅果。長さ8〜10mmの球形で翌年の秋に成熟する。 成熟すると殻斗は3裂する。 類似種のスダジイは若齢樹の樹皮も割れる。 果実が長細く、大きい。 |
||
分布 | 本州(関東以西)、四国、九州に分布。 六甲山系ではあまり多くない。 太山寺の原生林の主構成樹。 |
||
花期、果期 | 花期5〜6月 果期 翌年秋 | ||
コジイ(壮齢樹)の樹皮 2002/3/25 神戸市西区 太山寺(標高120m) |
コジイ(老齢樹)の樹皮 2002/12/28 胸高直径80cm 神戸市西区 太山寺(標高120m) |
||
コジイの葉 2002/3/25 神戸市西区 太山寺(標高120m) |
コジイの葉(表) 2003/12/30 神戸市西区 太山寺(標高120m) |
||
コジイの樹冠 2002/3/25 神戸市西区 太山寺(標高120m) |
コジイの葉のスキャン画像 | ||
コジイの葉(全体)のスキャン画像 | |||