スイカズラ(吸葛)
属名 スイカズラ科スイカズラ属 学名 Lonicera japonica
別名 ニンドウ(忍冬)、キンギンカ
名の由来 子供たちが花の奥にある蜜をよく吸ったことからついた。
ニンドウ(忍冬)は冬にも葉が緑色を保つため。
特性 半常緑つる性木本。 樹皮は灰褐色、枝に毛が密生する。
葉は単葉で対生。 葉身は卵形または長楕円形。 長さ2.5〜8cm、
幅0.7〜4cm。 毛が密生する。 葉の表面は緑色。 裏面は淡白緑色。
葉縁は全縁(稀に深い鋸歯)。 葉先は鋭尖頭。 側脈は4〜5対。
枝先の葉腋に花を2個ずつつける。はじめ白色または淡紅色を帯びるが
しだいに黄色に変わる。 芳香を放つ。 花冠は唇形で長さ3〜4cm。
果実は液果で直径5〜6mm。黒く熟す。
花の拡大画像
分布 北海道、本州、四国、九州の丘陵帯から山地帯下部に分布
六甲山系では至るところで見られる。
花期、果期  花期5〜6月  果期9〜12月
スイカズラ  2004/6/12 
  神戸市灘区 六甲山西側(標高790m)
スイカズラの樹皮  2002/12/8
  神戸市北区 再度山北側(標高390m)
スイカズラの葉  2002/5/19
  神戸市北区 菊水山北側(標高330m)
スイカズラの葉(冬季)  2005/1/23
  神戸市中央区 再度山南側(標高200m)
スイカズラの葉(表)  2004/5/25
  神戸市北区 山田町小部(標高320m)
スイカズラの葉(裏)  2004/5/25
  神戸市北区 山田町小部(標高320m)
スイカズラの葉(鋸歯)  2002/5/12
神戸市北区 鍋蓋山北側(標高320m)
スイカズラの花(白)  2004/5/23
  神戸市北区 金剛童子山西側(標高520m)
スイカズラの花(淡紅色)  2004/6/5
  神戸市東灘区 六甲山南側(標高650m)
スイカズラの花(黄色)  2004/5/25
  神戸市北区 山田町小部(標高320m)
スイカズラの果実  2004/12/25
  神戸市北区 再度山北側(標高350m)
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