タブノキ(椨の木) 
属名 クスノキ科タブノキ属 学名 Machilus thunbergii
別名 イヌグス、タブ
名の由来 朝鮮語で丸木舟をtong-baiといい、転化してタブになり、丸木舟を作る木の意味から
タブノキとなった。
特性 常緑高木。 樹高15〜20m。 雌雄別株。 樹皮は暗褐色で古木になるとゴツゴツと大きく
波打つ。
葉は単葉で互生し、枝先に集中する。葉身は倒卵形または倒卵状長楕円形。
長さ8〜15cm、幅3〜7cm。葉の表面は濃緑色で光沢があり、裏面は白緑色
で、表裏面とも無毛。 
葉の展開前に円錐状花序を出し、黄緑色の小さな花をつける。
果実は液果。 直径約1cm。 球形で黒く熟す。
分布 本州、四国、九州の丘陵帯の海岸に多く見られる。
六甲山系では照葉樹林の所々で見られる。
花期、果期  花期4〜6月 果期8〜9月
タブノキの樹皮  2002/1/14
 神戸市兵庫区 鍋蓋山南側(標高300m)
タブノキの樹皮(老齢樹)  2004/1/10
    神戸市北区 丹生山山頂(標高515m)  
タブノキの葉  2002/1/14
 神戸市兵庫区 鍋蓋山南側(標高300m)
タブノキの葉(表)  2003/12/21
 神戸市兵庫区 鍋蓋山南側(標高300m)
タブノキの葉(裏)  2003/12/21
 神戸市兵庫区 鍋蓋山南側(標高300m)
タブノキの蕾  2002/3/30
  神戸市中央区 再度山南側 (標高300m)
タブノキの花  2002/5/12
  神戸市中央区 再度山南側 (標高300m)
タブノキの冬芽  2005/1/23
  神戸市中央区 再度山南側(標高320m)
タブノキの樹形(老齢樹)  2004/1/4
  神戸市北区 丹生山山頂(標高515m)
タブノキの樹形(老齢樹)  2004/1/4
胸高直径 70cm
  神戸市北区 丹生山山頂(標高515m)
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