タンナサワフタギ(耽羅蓋木)
属名 ハイノキ科ハイノキ属 学名 Symplocos coreana
別名 シラツゲ
名の由来 発見地の済州島(タンナ)にちなんで
特性 落葉低木。 樹高3〜4m。 樹皮は灰白色で薄く剥がれる。
葉は単葉で互生。 葉身は倒卵形または広倒卵形。 長さ4〜9cm、幅は3〜5cm。
葉の表面は濃緑色。 裏面は淡緑白色。 両面とも散毛。 葉縁は粗く鋭い鋸歯。
葉先は急に尾状の鋭尖頭。
花は側枝の先に円錐花序を出し、直径6〜7mmの白色の花をつける。
果実は核果で卵形約6mm。 藍色に熟す。
花の拡大画像
分布 本州(関東以西)、四国、九州の丘陵帯から山地帯(山地の落葉樹林内や林縁)
六甲山系では中腹以上の所々に生えるが、数は少ない。
花期、果期  花期 6月  果期 9月〜10月
タンナサワフタギの樹皮  2002/6/1
  神戸市北区 再度山北側(標高370m)
タンナサワフタギの葉  2002/5/11
   神戸市北区 再度山北側(標高360m)
タンナサワフタギの葉(表)  2004/8/12
  神戸市北区 石楠花山東側(標高620m)
タンナサワフタギの葉(表)  2004/8/12
  神戸市北区 石楠花山東側(標高620m)
タンナサワフタギの花  2004/5/30
  神戸市灘区 六甲山南側(標高800m)
タンナサワフタギの花  2004/5/30
  神戸市灘区 六甲山南側(標高800m)
タンナサワフタギの果実  2004/11/13
  神戸市灘区 六甲山南側(標高800m)
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