テイカカズラ(定家葛)  
属名 キョウチクトウ科テイカカズラ属 学名 Trachelospermum asiaticum
別名
名の由来
特性 常緑つる性木本。絡み付いた木の枝が真っ白になるほどたくさんの花をつける
付着根で木や岩をはい登り、人の指ほどの太さになる。
葉は単葉で対生。成木の葉身は広楕円形または長楕円形。長さ3〜7cm、
幅2〜3cm。葉の表面は濃緑色または緑色で光沢がある。裏面は粉白緑色。
表裏面ともに無毛。葉縁は全縁で、葉先は尖鋭頭。側脈は5〜8対。
花は白黄色、直径3cmほどでスクリューのようにねじれて咲く。
芳香がある。
果実は長い弓状の袋果。 長さ約20cm。 熟すと割れて白い冠毛がついた種子は
風に舞って飛散する。
花の拡大写真
分布 本州、四国、九州の丘陵帯に分布。
六甲山系では照葉樹林では必ず見られる、アカマツ、コナラ二次林でも見られる。
花期、果期  花期5〜6月
テイカカズラの気根   2002/3/21
 神戸市北区 再度山北側 (標高350m)
テイカカズラ(壮齢樹)の葉   2002/6/1
  神戸市北区 トゥエンティクロス(標高330m)
テイカカズラ(若齢樹)の葉  2003/6/9
  神戸市北区 鍋蓋山北側(標高360m)
テイカカズラの葉(表)  2003/12/30
  神戸市西区 大山寺 (標高100m)
テイカカズラの葉(裏)  2003/12/30
  神戸市西区 大山寺 (標高100m)
テイカカズラの花   2004/5/15
  神戸市北区 山田町中(標高210m)
テイカカズラの花   2004/5/30
  神戸市北区 石楠花山南側(標高450m)
テイカカズラの果実   2002/12/31
  神戸市中央区 再度山南側(標高350m)
テイカカズラの種子  2003/12/7
  神戸市北区 トゥエンティクロス(標高360m)
テイカカズラの種子  2003/12/7
  神戸市北区 トゥエンティクロス(標高360m)
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