ナガバモミジイチゴ(長葉紅葉苺)
属名 バラ科キイチゴ属 学名 Rubus palmatus
別名
名の由来 葉がモミジのように5裂し、葉の先端が長く伸びるのでこの名がある。
特性 落葉低木。 樹高2m。 モミジイチゴとは本州中部を境に分布が分かれている。
西日本の代表的な木苺。 山道、雑木林、植林されたスギ林の林床でわずかな陽光が
あればヤブ状に茂る。
葉は単葉で互生。 葉縁は5裂し、各裂片の縁は大きく鋭い重鋸歯がある。
長さ3〜7cmの卵形または狭卵形。葉の表面は緑色、裏面は白緑色。
直径約3cmの5弁の白い花を下向きに咲かせる。
果実は直径1〜1.5cmの球形で黄色く熟す。 食べられる。
花の拡大写真
分布 本州(近畿以西)、四国、九州
六甲山系では林床、林縁の至るところで見られる。
花期、果期  花期4〜5月 果期6月
ナガバモミジイチゴの樹皮 2002/4/14
  神戸市北区 再度山北側(標高370m)
ナガバモミジイチゴの葉  2004/4/25
  神戸市北区 金剛童子山東側(標高480m)  
ナガバモミジイチゴの葉(表)  2004/4/25
  神戸市北区 金剛童子山東側(標高480m)  
ナガバモミジイチゴの花  2004/4/17
  神戸市灘区 六甲山北側 大谷(標高450m) 
ナガバモミジイチゴの花  2004/4/17
  神戸市灘区 六甲山北側 大谷(標高450m) 
ナガバモミジイチゴの実  2002/5/25
  神戸市北区 再度山北側(標高370m)
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