ナンキンナナカマド(南京七竈)  
属名 バラ科 ナナカマド属 学名 Sorbus gracilis
別名 コバノナナカマド
名の由来
特性 落葉低木。 樹高1〜3m。 幹は細い。 樹皮は暗灰色。
葉は奇数羽状複葉で互生。 小葉は7〜9枚。 側小葉は長楕円形。 
長さ2〜2.5cm、幅1〜1.5cm。 葉柄の基部には大きな托葉がある。
小葉の表面は灰緑色、裏面は粉白緑色。 葉縁は鋸歯または全縁。 葉先は円頭。
花は淡黄白色で直径1cm。花序の基部に大きな托葉がある。
果実はナシ状果。直径6〜8mm。赤く熟す。
花の拡大写真
分布 本州(関東以西)、四国、九州の山地帯に分布
六甲山系では中腹以上の日当りのよい林縁で見られる。
花期、果期  花期 5月  果期 9〜10月
ナンキンナナカマドの樹皮  2002/7/7
  神戸市北区 鍋蓋山北側(標高450m)
ナンキンナナカマドの葉  2005/5/21
  神戸市灘区 六甲山西側(標高780m)
ナンキンナナカマドの新芽  2003/4/28
 神戸市北区 六甲山北側 番匠尾根(標高750m)
ナンキンナナカマドの小葉(表)  2005/5/21
  神戸市灘区 六甲山西側(標高780m)
ナンキンナナカマドの小葉(裏)  2005/5/21
  神戸市灘区 六甲山西側(標高780m)
ナンキンナナカマドの花  2002/5/10
  神戸市北区 鍋蓋山北側(標高450m)
ナンキンナナカマドの果実  2003/10/19
  神戸市北区 鍋蓋山北側(標高450m)
六甲山系の樹木図鑑トップへ