ヌルデ(白膠木)
属名 ウルシ科ウルシ属 学名 Rhus javanica var roxburghii
別名
名の由来 幹に傷を付けると白い樹液が出る。これを器に塗ったことに由来する名
特性 落葉小高木。 雌雄異株。 樹高6m。 樹皮は赤褐色で円形から楕円形の皮目
が目立つ。
葉は奇数羽状複葉で互生。 小葉は7〜13枚。側小葉は長楕円形または卵状楕円形。
長さ5〜12cm、幅は3〜6cm。葉軸に翼がある。
小葉の表面は緑色で細かい毛がある。裏面は淡白緑色。葉縁は粗い鋸歯。
夏の終わりごろに枝先に長さ30cmほどの円錐花序を出し、小さな花を多数咲かせる。
果実は核果。 直径約3mmほどで多数に垂れ下がる。 黄褐色に熟す。
分布 北海道、本州、四国、九州の丘陵帯から山地帯の林縁に分布。
六甲山系ではアカマツ、コナラ林の林縁に多い。
花期、果期  花期8〜9月  果期10〜11月
ヌルデの樹皮   2002/1/5
 神戸市北区 鍋蓋山北側(標高380m)   
ヌルデの葉  2004/8/29
  神戸市灘区 六甲山南側(標高700m)
ヌルデの小葉(表)  2004/8/29
  神戸市灘区 六甲山南側(標高700m)  
ヌルデの小葉(表)  2004/8/29
  神戸市灘区 六甲山南側(標高700m) 
ヌルデの花  2004/8/21
  芦屋市 六甲山南側(標高600m)
ヌルデの花  2004/8/28
  神戸市北区 六甲山北側 大谷(標高450m)
ヌルデの花  2004/8/28
  神戸市北区 六甲山北側 大谷(標高450m)
ヌルデの果実    2002/1/5
  神戸市北区 鍋蓋山北側(標高350m) 
ヌルデの果実  2002/11/3
  神戸市須磨区 鉢伏山南側(標高150m)
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