ネジキ(捩木)
属名 ツツジ科ネジキ属 学名 Lyonia ovalifolia var. elliptica
別名 カシオシミ
名の由来 幹がねじれるのでこの名がある。根元の方がねじれる傾向が強い。
特性 落葉小高木。 樹高2〜9m。 樹皮は白っぽいが、若枝は紅色で光沢がある。
葉は単葉で互生。 葉身は卵形または広卵形。長さ3〜11cm、幅1.5〜6cm。
葉の表面は緑色、裏面は淡緑色。 葉縁は全縁で大きな波状。葉先は細長くよじれた
鋭尖頭。 側脈は5〜10対。
花は白色、筒形で一列に並んで下向きに咲く。花期には枝全体が白く見えるほど
たくさんの花が垂れ下がる。花が散ると花柄は上向きになり、
果実は朔果。 上を向いて熟す。
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分布 本州(岩手以南)、四国、九州の丘陵帯から山地帯に分布。
六甲山系では全山のアカマツ、コナラの二次林に多い。
花期、果期  花期5〜6月  果期9〜10月
ネジキの樹皮  2002/3/23
 神戸市北区 鍋蓋山北側(標高350m)
ネジキの葉  2002/5/3
  神戸市北区 鍋蓋山南側(標高430m)
ネジキの葉(表)  2004/5/12
  神戸市北区 鍋蓋山北側(標高330m)
ネジキの葉(裏)  2004/5/12
  神戸市北区 鍋蓋山北側(標高330m)
ネジキの花  2004/6/2
  神戸市北区 鍋蓋山北側(標高370m)
ネジキの花  2004/6/2
  神戸市北区 鍋蓋山北側(標高370m)
ネジキの冬芽  2002/12/14
  神戸市北区 再度山北側(標高430m)
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