ヒメユズリハ(姫譲葉) 
属名 トウダイグサ科ユズリハ属 学名 Daphniphyllum teijsmannii
別名
名の由来 ユズリハの似て、葉が小さいのでこの名がある。
ユズリハは枝先で若葉がいっせいに開くと、まるで席を譲るかのように古い葉は落葉
するためこの名がある。
特性 常緑高木。雌雄異株。 樹高3〜10m。
葉は単葉で互生。枝先に集まる。葉身は長楕円形または狭長楕円形。
長さ6〜12cm、幅は3〜5cm。葉の表面は濃緑色、裏面は淡緑色。
葉縁は全縁。葉先は鋭尖頭。
前年枝の葉腋から長さ4〜6cmの総状花序を出す。花は小さながくがあるが
花弁はない。
果実は核果、直径8〜9mmの楕円形で、最初は紅色だが熟すと黒く変わる。
分布 本州(福島県以南)、四国、九州の丘陵帯の海岸部に分布する。
六甲山系では鉢伏山と山麓の神社に生えている。
花期、果期  花期5〜6月 果期10〜12月
ヒメユズリハ(若齢樹)の樹皮  2002/3/2
 神戸市須磨区鉢伏山(標高100m)
ヒメユズリハ(老齢樹)の樹皮  2002/3/2
 神戸市須磨区鉢伏山(標高130m)
 胸高直径25cm
ヒメユズリハの葉  2003/12/27
 神戸市須磨区鉢伏山(標高50m)
ヒメユズリハの葉(表)  2003/12/27
 神戸市須磨区 鉢伏山南側(標高50m)
ヒメユズリハの葉(裏)  2003/12/27
 神戸市須磨区 鉢伏山南側(標高50m)
ヒメユズリハの果実  2002/11/3
 神戸市須磨区 鉢伏山南側(標高80m)
ヒメユズリハの樹形  2003/12/27
 神戸市須磨区 鉢伏山南側(標高30m)
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