ヤマウルシ(山漆)
属名 ウルシ科ウルシ属 学名 Rhus trichocarpa
別名
名の由来 漆器などに塗る漆を採るウルシに似て、山に生えるのでこの名がある。
特性 落葉小高木。雌雄異株。 樹高5〜8m。 樹皮は灰白色で縦に裂け目がでる。
葉は奇数羽状複葉で互生。 小葉は7〜17枚。 側小葉は卵形または卵状広楕円形。
長さ4〜15cm。幅は3〜6cm。 小葉の表面は緑色、裏面は淡緑色。
葉は全縁または不整の鋸歯。 葉は秋に紅葉する。
葉腋から長さ15〜25cmの円錐花序を出し、黄緑色の小さな花を多数つける。
果実は核果で、直径5〜6mmほどの偏球形で帯黄色の短剛毛がある。
ふれるとかぶれる。
分布 北海道、本州、四国、九州の丘陵帯から山地帯に分布。
六甲山系ではアカマツ、コナラ林に多い。
花期、果期  花期5〜6月  果期10〜11月
ヤマウルシの樹皮  2002/1/5
  神戸市北区 鍋蓋山北側(標高440m)  
ヤマウルシの葉(若齢樹)  2002/5/5
  神戸市北区 菊水山北側(標高390m)
ヤマウルシの葉(壮齢樹)  2004/6/1
  神戸市北区 再度山北側(標高350m)
ヤマウルシの小葉(壮齢樹)表  2004/6/1
  神戸市北区 再度山北側(標高350m)
ヤマウルシの小葉(壮齢樹)裏  2004/6/1
  神戸市北区 再度山北側(標高350m)
ヤマウルシの新芽  2002/4/29
  神戸市北区 鍋蓋山北側(標高360m)
ヤマウルシの紅葉  2002/11/16
  神戸市北区 鍋蓋山北側(標高400m)
ウルシの花  2004/5/30
  神戸市灘区 六甲山南側(標高450m)
ヤマウルシの冬芽  2002/12/14
  神戸市北区 再度山北側(標高420m)
六甲山系の樹木図鑑トップへ