ヤマザクラ(山桜)
属名 バラ科サクラ属 学名 Prunus jamasakura
別名
名の由来 山中に咲くサクラの意味。
特性 落葉高木。樹高20〜25m。 日本に自生する桜の代表。 昔から花見の対象となった。
樹皮は紫褐色で皮目が目立つ。 若木には光沢がある。
花が咲くのと葉が出るのは同時期で、新葉が赤みを帯びるのが特徴。
葉は単葉で互生。 葉身は倒卵形または長楕円形。 長さ8〜12cm、
幅は3〜4.5cm。 葉の表面は濃緑色、裏面は灰白緑色。 葉縁は鋭い単鋸歯。
葉柄に1対の蜜腺がある。 側脈は8〜12対。
花は直径2.5〜3.5cmで白色または淡紅白色。散房状に2〜5個咲く。
花弁は5個で円形または広楕円形。 果実は黒紫色に熟す。
花の拡大写真
分布 本州(関東以西)、四国、九州の丘陵帯から山地帯下部に分布。
六甲山系の至るところで見られる。特にアカマツ、コナラ林に多い。
花期、果期  花期4月 果期6月
ヤマザクラの樹皮  2001/12/31
  神戸市中央区 再度山南側(標高350m)
ヤマザクラ(老齢樹)の樹皮  2002/4/6
  胸高直径75cm
  神戸市北区 鍋蓋山北側(標高430m)
ヤマザクラの花  2002/4/6
  神戸市北区 再度山北側(標高390m)
ヤマザクラの花  2002/4/6
  神戸市中央区 鍋蓋山南側(標高360m)
ヤマザクラの花  2002/4/6 
  神戸市兵庫区 七三峠より鍋蓋山 
ヤマザクラの葉   2002/4/27
  神戸市北区 鍋蓋山北側(標高420m)  
ヤマザクラの葉(表)  2004/6/16
  神戸市北区 再度山北側(標高390m)
ヤマザクラの葉(裏)  2004/6/16
  神戸市北区 再度山北側(標高390m)
ヤマザクラの実  2002/5/26
   神戸市北区 菊水山南側(標高200m) 
ヤマザクラの樹形  2002/1/13
  神戸市兵庫区 鍋蓋山南側(標高360m)
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