コゴメウツギ(小米空木)
属名 バラ科コゴメウツギ属 学名 Stephanandra incisa
別名
名の由来 ウツギに似た小さい花を小米に見立てた
特性 落葉低木。 樹高1〜2m。 樹皮は灰褐色。 枝はよく分枝する。
葉は単葉で互生する。 葉身は三角形状広卵形で長さ2〜6cm。
幅は1.5〜3.5cm。 葉の表面は緑色、裏面は淡白緑色。
両面ともわずかに毛。 葉縁は羽状に中、浅裂する。 各裂片に鈍鋸歯。
葉先は尾状の鋭尖頭。 葉脈は基部から3主脈。
円錐状または散房状の花序に直径4〜5mmの白い花をつける。
果実は袋果。 長さ2〜3mmの球形。
花の拡大画像
分布 北海道、本州、四国、九州の丘陵帯から山地帯下部に分布
六甲山系では中腹以上で見られるが、数は多くない。
花期、果期  花期5〜6月  果期 9〜10月
コゴメウツギの樹皮  2002/5/22
   神戸市北区 黒岩尾根北側(標高400m)
コゴメウツギ  2004/5/15
   神戸市北区 黒岩尾根北側(標高400m)
コゴメウツギの葉  2004/5/15
   神戸市北区 黒岩尾根北側(標高400m)  
コゴメウツギの葉(表)  2004/5/15
   神戸市北区 黒岩尾根北側(標高400m)  
コゴメウツギの葉(裏)  2004/5/15
   神戸市北区 黒岩尾根北側(標高400m)  
コゴメウツギの花  2004/5/15
   神戸市北区 黒岩尾根北側(標高400m)  
コゴメウツギの花  2004/5/15
   神戸市北区 黒岩尾根北側(標高400m)  
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