ニガキ(苦木)
属名 ニガキ科 ニガキ属 学名 Picrasma quassioides
別名
名の由来 樹皮、枝、葉に強い苦味があること
特性 落葉高木。 雌雄別株。 樹高10〜15m。 樹皮は暗褐色で滑らか。
老木は縦に裂ける。
葉は奇数羽状複葉で互生。 小葉は7〜13枚。 
側小葉は卵状長楕円形または長楕円形。 長さ3〜7cm、幅1〜3cm。
小葉の表面は濃緑色。 裏面は淡緑色。両面とも無毛。 葉縁は低い鋸歯。
本年枝の葉腋から長さ5〜10cmの集散花序を出し、黄緑色の小さな花を多数つける。
花弁は4〜5個
果実は核果。2〜3個に分かれる。黒く熟す。
分布 北海道、本州、四国、九州の丘陵帯から山地帯の山野に分布。
六甲山系では所々で見られるが、数は少ない。
花期、果期  花期 4〜5月  果期 9月
ニガキの樹皮  2002/5/6
  神戸市北区 トゥエンティクロス(標高350m)
ニガキの葉  2002/5/6
  神戸市北区 トゥエンティクロス(標高350m)
ニガキの小葉(表)  2004/6/5
  神戸市北区 柏尾谷(標高240m)
ニガキの小葉(表)  2004/6/5
  神戸市北区 柏尾谷(標高240m)
ニガキの花序  2004/5/9
  神戸市北区 柏尾谷(標高240m)
ニガキの花  2004/5/9
  神戸市北区 柏尾谷(標高240m)
ニガキの果実  2004/6/3
  神戸市北区 柏尾谷(標高240m)
ニガキの冬芽  2004/5/9
  神戸市北区 トゥエンティクロス(標高350m) 
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