ハコネウツギ(箱根空木)
属名 スイカズラ科タニウツギ属 学名 Weigela coraeensis
別名
名の由来
特性 落葉小低木。 樹高3〜5m。 根元よりよく分枝する。 樹皮は灰褐色。
葉は単葉で対生。 葉身は楕円形または長楕円形。
長さ8〜15cm、幅5〜7.5cm。 葉の表面は緑色でやや光沢がある。 
裏面は灰緑色。 葉縁は微細な鋸歯がある。 葉先は尾状の鋭尖頭。側脈は6〜8対。
枝先や葉腋に2〜3個ずつ花をつける。  花ははじめ白色でしだいに紅色に変化する。
花冠は長さ2.8〜3.2cmの漏斗形。
果実は朔果。長さ2.7〜3cmの円筒形。熟すと裂開する。
種子の長さは1.5cmの楕円形。
花の拡大写真
分布 北海道、本州、四国、九州の丘陵帯から山地帯に分布。
六甲山の中腹以上の所々で見られるが、タニウツギより数は少ない。
花期、果期  花期 5〜6月  果期 11月
ハコネウツギの樹皮  2002/6/1
  神戸市灘区 摩耶山東側 (標高640m)
ハコネウツギの葉  2002/6/1
  神戸市灘区 摩耶山東側 (標高640m)
ハコネウツギの花  2003/5/25
  神戸市北区 再度山北側(標高350m)
ハコネウツギの赤花  2002/6/1
  神戸市灘区 摩耶山東側 (標高640m)
ハコネウツギの白花  2002/6/1
  神戸市灘区 摩耶山東側 (標高640m)
六甲山系の樹木図鑑トップへ