ヒメコウゾ(姫楮)  
属名 クワ科コウゾ属 学名 Broussunoetia kazinok
別名 コウゾ
名の由来
特性 落葉低木。 雌雄同株。 樹高2〜5m。 樹皮は褐色で狭楕円形の皮目が目立つ。
葉は単葉で互生。 葉身はゆがんだ卵形。 長さ4〜13cm、幅4〜11cm。
葉の表面は濃緑色でざらつく。 裏面は灰白緑色で軟毛が密生する。
葉縁は分裂しないか2〜3裂する。 各裂片の縁にやや不整の鋸歯。
基部から3主脈でる。
新枝の基部の葉腋の雄花序を出し、直径1cmの球形。 上部の葉腋に雌花序をつけ、
雌花は直径5mmの球形。
果実は集合果で橙赤色に熟す。 食べられるが舌ざわりが悪い。
分布 本州(岩手以南)、四国、九州の丘陵帯から山地帯下部。
六甲山系では中腹以上の林縁に多い。
花期、果期  花期4〜5月  果期6〜7月
ヒメコウゾの樹皮  2002/5/12
  神戸市北区 鍋蓋山北側(標高330m)
ヒメコウゾの葉  2002/5/11
  神戸市北区 鍋蓋山北側(標高330m)
ヒメコウゾの葉(表)  2005/6/2
  神戸市北区 鍋蓋山北側(標高390m)
ヒメコウゾの葉(裏)  2005/6/2
  神戸市北区 鍋蓋山北側(標高390m)
ヒメコウゾの雌花  2002/4/28
  神戸市北区 鍋蓋山北側(標高330m)
ヒメコウゾの果実  2002/6/16
  神戸市北区 鍋蓋山北側(標高330m)
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