ヤマウコギ(山五加) 
属名 ウコギ科ウコギ属 学名 Acanthopanax spinosus
別名 オニウコギ
名の由来
特性 落葉低木。 樹高2〜4cm。 雌雄別株。 樹皮は灰黒色。 細い刺が葉の下につく。
葉は掌状複葉で互生。 中央の小葉は倒卵形または倒卵状楕円形。
長さ3〜7cm。 幅は1.5〜4cm。 小葉の表面は緑色でやや光沢あり。
裏面は淡緑色。 両面とも無毛。 葉縁は上部に鋸歯。葉先は急鋭頭。
側脈は4〜5対。 
短枝の先に散形花序を出し、黄緑色の小さな花を多数つける。 花弁は5個。
果実は液果。直径5〜6mmのやや扁平な球形。 黒紫色に熟す。
分布 北海道、本州の丘陵帯から山地帯の林内に生える。
六甲山系では中腹の所々に生えるが、数は多くない。
花期、果期  花期 5〜6月  果期 7〜8月
ヤマウコギの樹皮  2002/5/3
  神戸市北区 鍋蓋山南側(標高370m)
ヤマウコギの葉  2005/6/4
  神戸市兵庫区 鍋蓋山南側(標高370m)
ヤマウコギの小葉(表)  2005/6/4
  神戸市兵庫区 鍋蓋山南側(標高370m)
ヤマウコギの小葉(裏)  2005/6/4
  神戸市兵庫区 鍋蓋山南側(標高370m)
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