クコ(枸杞)
属名 ナス科クコ属 学名 Lycium chinense
別名
名の由来 漢名『枸杞』のクコを音読みしたもの
特性 落葉低木.  中国原産 樹高1〜1.5m
葉は単葉で長枝に互生し、単枝に束生。 葉身は倒卵状長楕円形または長楕円形。
長さ1.5〜6cm、幅1〜2.5cm。 葉の表面は濃緑色。裏面は淡緑色。
両面とも無毛。 葉縁は全縁。 葉先は鈍頭または円頭。 側脈は不明瞭。
短枝の葉腋に淡紫色の花が1〜3個つく。
花冠は長さ約1cmの漏斗状、上部は5裂する 
果実は液果、長さ約1cmの楕円形。 赤く熟す。 食べられる。
花の拡大写真
分布 北海道、本州、四国、九州の丘陵帯から山地帯下部に分布。
六甲山系では所々で見られるが、栽培されたものの逸出か。
花期、果期  花期7〜11月  果期8〜12月
クコの樹皮  2003/1/12
  神戸市灘区 六甲山西側(標高760m)
クコの葉  2002/9/16
  神戸市灘区 六甲山西側(標高760m)
クコの花  2002/9/16
  神戸市灘区 六甲山西側(標高760m)
クコの果実  2002/11/3
  神戸市北区 伊川谷町布施畑(標高120m)
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