サンショウ(山椒)
属名 ミカン科サンショウ属 学名 Zanthoxylum piperitum
別名 ハジカミ
名の由来
特性 落葉低木。 樹高2〜3m。 雌雄異株。 樹皮は灰褐色。 刺やいぼ状の突起がある。
褐色の刺が枝に対生。
葉は奇数羽状複葉で互生。 小葉は11〜19枚。 側小葉は卵状楕円形。 
葉の表面は濃緑色。 裏面は淡緑色。 葉縁は低い鋸歯。 葉先は鈍頭。
枝先に円錐花序を出す。淡黄緑色の小さな花をつける。 
果実は2個の分果に分かれる。 直径4〜6mm。 赤褐色に熟し、開裂する。
類似種のイヌザンショウは刺が互生、葉の香りは悪い。
分布 本州、四国、九州の丘陵帯から山地帯の林地
六甲山系ではイヌザンショウより数が少ない。
花期、果期  花期4〜5月
サンショウ(老齢樹)の樹皮  2004/8/19
  神戸市灘区 六甲山西側(標高800m) 
サンショウ(壮齢樹)の樹皮  2004/8/19
  神戸市灘区 六甲山西側(標高800m) 
サンショウの刺  2003/5/1
  神戸市北区 屏風谷(標高380m)
サンショウの葉  2004/5/15
  神戸市灘区 六甲山西側(標高850m)
サンショウの葉  2004/5/15
  神戸市灘区 六甲山西側(標高850m)
サンショウの小葉(表)  2004/5/15
  神戸市灘区 六甲山西側(標高850m)
サンショウの小葉(裏)  2004/5/15
  神戸市灘区 六甲山西側(標高850m)
サンショウの果実  2002/6/1
  神戸市北区 屏風谷(標高380m)
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