ナギ
属名 マキ科マキ属 学名 Podocarpus nagi
別名 コゾウナカセ
名の由来 葉の形がコナギ(ミズアオイ科)に似ているため
特性 常緑高木。 樹高15〜20m。 雌雄別株。 樹皮は赤褐色。 
葉は単葉で対生。 葉身は長楕円状披針形。 長さ4〜6cm、幅1.5〜3cm。
表面は濃緑色、裏面は黄緑色。 両面とも無毛。 葉縁は全縁。 葉先は鈍頭。
葉脈は平行脈で、中央脈はない。
前年枝の葉腋に花をつける。雄花は円筒状。
果実は核果。 直径約1.5cm。 緑色から熟すと粉白色の紫色になる。
分布 本州(和歌山〜山口)、四国、九州の丘陵帯に生える。
六甲山系では自生はない。 須磨区禅昌寺に植栽されたものが見られる。
花期、果期  花期5〜6月   花期10〜12月
ナギの樹皮  2003/2/1
  神戸市須磨区 禅昌寺(標高50m)
ナギの葉(表面)  2003/2/1
  神戸市須磨区 禅昌寺(標高50m)
ナギの葉(裏面)  2003/2/1
  神戸市須磨区 禅昌寺(標高50m)
ナギの果実  2003/2/1
  神戸市須磨区 禅昌寺(標高50m)
ナギの樹形  2003/2/1
  神戸市須磨区 禅昌寺(標高50m)
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