ヤマナシ(山梨) 
属名 バラ科ナシ属 学名 Pyrus pyrifolia
別名
名の由来 山に生えるナシという意味
特性 落葉高木。 雌雄同株。 樹高10〜15m。 栽培種のナシの原種。
葉は単葉で、長枝には互生、短枝は束生。 葉身は卵形または狭卵形。
長さ7〜10cm、幅4〜6cm。 葉の表面は濃緑色、裏面は淡緑色。
葉縁は先端部に細かい鋸歯。 葉先は長い鋭尖頭。 側脈は10〜15対。
短枝の先に散房花序をつける。花の直径は約3cm、白色。 花弁は5枚。 
1つの花序に5〜10個の花をつける。
果実はナシ状果。 直径約3cmの球形。 黄褐色に熟す。 果実はかたく、まずい。
花の拡大写真
分布 本州、四国、九州の山地帯のやや湿ったところ。
六甲山系では山頂付近の所々で見られる。
花期、果期  花期4〜5月  果期9〜10月
ヤマナシの樹皮(若齢樹)  2003/4/28
  神戸市灘区 六甲山北側(標高860m)
ヤマナシの樹皮(壮齢樹) 2003/5/4
  神戸市東灘区 六甲山南側(標高870m)
ヤマナシの葉  2003/6/7
  神戸市灘区 六甲山北側(標高860m)
ヤマナシの葉(表)  2005/5/30
  神戸市灘区 六甲山北側(標高860m)
ヤマナシの葉(裏)  2005/5/30
  神戸市灘区 六甲山北側(標高860m)
ヤマナシの花  2003/5/2
  神戸市灘区 六甲山北側(標高860m)
ヤマナシの花  2003/5/4
  神戸市東灘区 六甲山南側(標高870m)
ヤマナシの花  2003/5/4
  神戸市東灘区 六甲山南側(標高870m)
ヤマナシの果実  2003/10/11
  神戸市東灘区 六甲山南側(標高870m)
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