エビガライチゴ(海老殻苺)
属名 バラ科キイチゴ属 学名 Rubus phoenicolasius
別名 ウラジロイチゴ
名の由来
特性 落葉低木。 樹高2m。 つる状に伸びる。 枝には赤紫色の腺毛が密生し、刺がある。
葉は三出複葉で互生。 小葉は3枚。 頂小葉は卵円形。 長さ5〜8cm。
幅4〜6cm。 小葉の表面は淡緑色。 裏面は毛が多く、白色を帯びる。
葉脈の上にはとげ状の腺毛がある。 葉縁は不整の重鋸歯。 葉先は急鋭尖頭。
枝先に淡赤紫色の花が数個つく。 花の直径は約1.2cm。蕚の外側は腺毛が密生する。
果実は集合果。 直径1.5cmの球形。 赤く熟す、後に黒くなる。
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分布 北海道、本州、四国、九州の丘陵帯から山地帯の林縁。
六甲山系では所々で見られるが、数は少ない。
花期、果期  花期6〜7月  果期8月
エビガライチゴ  2004/7/19
  神戸市灘区 六甲山西側(標高840m)
エビガライチゴの樹皮  2003/5/31
  神戸市北区 柏尾谷(標高260m)
エビガライチゴの葉(表)  2004/7/19
  神戸市灘区 六甲山西側(標高840m)
エビガライチゴの葉(表)  2004/7/19
  神戸市灘区 六甲山西側(標高840m)
エビガライチゴの花序  2003/6/14
  神戸市北区 道場町(標高200m)
エビガライチゴの花  2003/6/14
  神戸市北区 道場町(標高200m)
エビガライチゴの果実  2004/7/19
  神戸市灘区 六甲山西側(標高840m)
エビガライチゴの葉のスキャン画像
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