マツグミ(松茱萸)   
属名 ヤドリギ科マツグミ属 学名 Taxillus kaempferi
別名
名の由来 松に寄生し,果実がグミ(茱萸)に似ているため。
特性 常緑小低木。 アカマツ・モミ・ツガなどのマツ科の樹木に寄生する。
葉は革質で厚く、長さ2〜4cmで先端は丸く、ヘラ型。
常緑の葉を持っているので、光合成によって炭水化物は合成できる。
寄主から水と無機栄養を摂取している。
花序を伸ばして数個の赤い花を付ける。花の長さは1.5cmで花被は円筒形。
花被は先端で4裂し、外側に反転する。
液果は 直径5mmの球形で,赤色に熟します。
分布 本州(関東以西)、四国、九州
六甲山では中腹以上のアカマツに寄生する。
花期、果期  花期7〜8月   果期5〜6月
マツグミ  2009/8/6
 神戸市北区 六甲山
マツグミの樹皮  2005/12/3
 神戸市北区 六甲山
マツグミの葉  2005/12/3
 神戸市北区 六甲山
マツグミの葉(表)  2005/12/3
 神戸市北区 六甲山
マツグミの葉(裏)  2005/12/3
 神戸市北区 六甲山
マツグミの花  2009/8/6
 神戸市北区 六甲山
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