コガンピ(小雁皮)
属名 ジンチョウゲ科ガンピ属 学名 Diplomorpha ganpi
別名 イヌガンピ
名の由来 草のように小さいガンピという意味.。  イヌガンピは樹皮が紙の原料とならないため。
特性 落葉小低木。 樹高1m以下。 樹皮は赤褐色。
葉は単葉でらせん状に互生。 葉身は楕円形。長さ3〜4cm。 
幅1〜2cm 葉縁は全縁。 葉先は鈍頭。 表面は淡緑色。
枝先に白色から淡紅色の小さな花を多数つける。
蕚頭は細長く、長さ7〜10mm。 先で4裂する。
果実は液果で楕円形。 長さ5mm。 表面に毛がある。
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分布 本州(関東以西)、四国、九州
六甲山系では少ない。山麓の山間の棚田で見られる。
花期、果期  花期7〜8月 
コガンピ  2004/7/17
  神戸市北区 山田町中(標高180m)
コガンピの樹皮  2004/7/17
  神戸市北区 山田町中(標高180m)
コガンピの葉  2004/7/17
  神戸市北区 山田町中(標高180m)
コガンピの葉(表)  2004/7/17
  神戸市北区 山田町中(標高180m)
コガンピの葉(裏)  2004/7/17
  神戸市北区 山田町中(標高180m)
コガンピの花   2004/8/12
  神戸市灘区 六甲山南側(標高600m)
コガンピの花   2004/8/12
  神戸市灘区 六甲山南側(標高600m)
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