ヤマフジ(山藤)
属名 マメ科フジ属 学名 Wisteria brachybotrys
別名 ノフジ
名の由来
特性 落葉つる性木本。 高木に巻きつく(右巻き:上から見て反時計周り)。 
樹皮は灰褐色。
葉は奇数羽状複葉で互生。 小葉は9〜13枚。 
側小葉は卵状長楕円形または長楕円形状披針形。 長さ4〜10cm、
幅2〜4cm。 小葉の表面は濃緑色。 裏面は淡緑色。 葉縁は全縁で大きな波状。
葉先は鋭尖頭。 側脈は7〜9対。 両面とも毛が残る。 
枝先に長さ10〜20cmの総状花序を垂れ下げる。
長さ2〜2.5cmの紫色の蝶形の花を多数つける。
果実は豆果。長さ15〜20cm。表面にビロード状の毛が密生。 
熟すと2裂し、種子を飛ばす。
類似種のフジに比べ、花序が短く、つるは左巻き。
花の拡大写真
分布 本州、四国、九州の丘陵帯から山地帯の林縁や明るい林内
六甲山系では稀。
花期、果期  花期 5月  果期 10〜12月
ヤマフジ    2007/5/19
  六甲山
ヤマフジの樹皮    2007/5/19
  六甲山
ヤマフジの葉    2007/5/19
  六甲山
ヤマフジの葉(表)    2007/5/19
  六甲山
ヤマフジの葉(裏)    2007/5/19
  六甲山
ヤマフジの花序    2007/5/19
  六甲山
ヤマフジの花    2007/5/19
  六甲山
六甲山系の樹木図鑑トップへ