サイゴクキツネヤナギ(西国狐柳) 
属名 ヤナギ科ヤナギ属 学名 Salix alopochroa
別名
名の由来 葉の裏面の赤褐色の毛をキツネに見立てたため。
特性 落葉低木  雌雄異株 樹高2m。 株立ちする。 樹皮は灰褐色。
葉は互生、葉身は長さ6〜12cmで倒卵形〜楕円形。
葉先は急尖頭、葉縁は浅鋸歯でやや波打つ。
葉の表面は無毛、裏面に赤褐色の毛が生える。
早春、葉の展開前に開花、花序は長さ3〜4cm、雄しべは2個で
花糸は長い。  果実は朔果、熟すと開裂し白綿毛を出す。
分布 本州(近畿以西)、四国、九州
六甲山の中腹以上の所々で生える。
花期、果期  花期3〜4月 果期5月
サイゴクキツネヤナギ   2008/4/16
 神戸市灘区 六甲山
サイゴクキツネヤナギの樹皮   2008/4/16
 神戸市灘区 六甲山
サイゴクキツネヤナギの葉   2007/9/6
 神戸市北区 山田町
サイゴクキツネヤナギの葉(表)  2007/9/6
 神戸市北区 山田町
サイゴクキツネヤナギの葉(裏)  2007/9/6
 神戸市北区 山田町
サイゴクキツネヤナギの花   2008/4/16
 神戸市灘区 六甲山
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