カジカエデ(梶楓) 
属名 カエデ科カエデ属 学名 Acer diabolicum
別名 オニモミジ
名の由来 名は葉がクワ科のカジノキ(梶の木)に似ているため
特性 落葉高木。雌雄異種。樹高10〜20m。 樹皮は灰褐色で滑らか。
葉は単葉で対生。葉身は5角形で、掌状に3〜5浅・中裂し、基部は心形。、
葉縁は大きな粗い鋸歯がある。表面の細脈は隆起する。葉柄は葉身と同じ長さか
やや短く、短毛がある。
葉が展開する前に、長さ3〜5cmの散房花序を前年枝の側芽から出す。
花は暗紅色で、雄花と比べ雌花の方が色が淡い。
雄花序は花が5〜15個垂れ下がり、花柄は長さ1〜3cm、
雌花序は花が3〜6個やや上向きにつく。
果実は翼果で、分果の長さは2.5〜3cmになり、翼果は鋭角に開く。
分布 本州(宮城県以南)、四国、九州。
六甲山では稀。 確認されているのは1株(雄株)   兵庫県レッドデータCランク
花期、果期  花期4〜5月   果期7〜9月
カジカエデ(花期)   2012/5/1
  神戸市 六甲山
カジカエデ(黄葉)   2012/11/18
  神戸市 六甲山
カジカエデの樹皮   2012/5/1
  神戸市 六甲山
カジカエデの葉   2012/5/1
  神戸市 六甲山
カジカエデの葉(表)   2012/5/1
  神戸市 六甲山
カジカエデの葉(表)   2012/5/1
  神戸市 六甲山
カジカエデの雄花序   2012/5/1
  神戸市 六甲山
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