ヘビイチゴ(蛇苺)
属名 バラ科ヘビイチゴ属 学名 Duchesnea chrysantha
別名
名の由来 人が食べられないので蛇が食べるという意味。
特性 多年草。 野原や道端のすこし湿った場所にはえる。 草丈5cm。
地面を這って、葉腋からランナー(枝)を出して増える。
葉は3小葉からなり、長さ2〜3cm。 小葉はだ円形で葉縁に鋸歯がある。
葉腋から長い柄を出して先に黄色の花をつける。 花は直径1.2〜1.5cm。
副蕚片は蕚片より大きい。
果実は偽果。 直径1.2〜1.5cmで赤く熟す。 果実は毒がないが、中はスカスカで
食べられない。
類似種のヤブヘビイチゴは葉や果実が大きく、光沢がある。
花の拡大画像
分布 北海道、本州、四国、九州
六甲山系では山麓に多い。
花期  4〜6月
ヘビイチゴ  
  神戸市北区 再度山北側(標高350m)
ヘビイチゴの葉  
  神戸市北区 再度山北側(標高350m)
ヘビイチゴの花  
  神戸市北区 再度山北側(標高350m)
ヘビイチゴの果実  2003/5/25
  神戸市北区 再度山北側(標高350m)
ヘビイチゴの果実(右)、ヤブヘビイチゴの果実(左)
  
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