ヤブヘビイチゴ(藪蛇苺)
属名 バラ科ヘビイチゴ属 学名
別名
名の由来 半日陰のやや湿ったところを生えるヘビイチゴという意味
特性 多年草。 半日陰の野原や道端のすこし湿った場所にはえる。 草丈5〜10cm。
地面を這って、葉腋からランナー(枝)を出して増える。
葉は3小葉からなり、長さ3〜4cm。 小葉はだ円形で葉縁に鋸歯がある。
葉は濃緑色。 
葉腋から長い柄を出して先に黄色の花をつける。 花は直径2cm。
果実は偽果。 直径2〜2.5cmで赤く熟す。 果実は毒がないが、中はスカスカで
食べられない。
類似種ヘビイチゴは葉や果実が小さく、光沢がない。
花の拡大画像
分布 本州、四国、九州
六甲山系では中腹の林内で見られる。
花期  4月〜6月
ヤブヘビイチゴ  2003/4/28
  神戸市北区 摩耶山北側(標高670m)
ヤブヘビイチゴの葉  2003/4/28
  神戸市北区 摩耶山北側(標高670m)
ヤブヘビイチゴの花  2003/4/28
  神戸市北区 摩耶山北側(標高670m)
ヤブヘビイチゴの果実  2003/6/15
  神戸市北区 山田町藍那(標高230m)
ヤブヘビイチゴ(左)、ヘビイチゴ(右)
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