アクシバ(灰汁柴) 
属名 ツツジ科スノキ属 学名 Vaccinium japonicum
別名
名の由来 枝が緑色で丈が低い雑木であることから青木柴と呼ばれていたものが転訛した。
燃やした灰で灰汁を作り、あく抜きに用いた。
特性 落葉小低木。 樹高は0.2〜0.5m。 樹皮は灰黒褐色
葉は単葉で互生。 葉身は卵形ないし卵状楕円形。 長さは1.5〜6cm、
幅0.7〜2.5m。 葉の表面は緑色で葉脈上に毛がある。 裏面は粉白緑色で無毛。
葉縁は細かい鋸歯。 葉先は鋭尖頭。側脈は5〜7対。
葉腋に淡紅色の花が1個ずつ垂れ下がってつく。花冠は深く4裂。
果実は液果、直径7〜8mmの球形で赤く熟す。食べられる。
花の拡大写真
分布 北海道、本州、四国、九州の丘陵帯から山地帯。 山野の林地に生える。
六甲山系では日当たりのよい林縁に多い。
花期、果期  花期 6〜7月  果期 8〜10月
アクシバの葉と枝  2002/7/9
 神戸市北区 摩耶山北側(標高550m)
アクシバの葉  2003/6/29
 神戸市北区 再度山北側(標高410m)
アクシバの花  2002/7/9
 神戸市北区 摩耶山北側(標高550m)
アクシバの花  2003/6/29
 神戸市北区 再度山北側(標高410m)
アクシバの実  2002/8/19
  神戸市北区 再度山北側(標高390m)
アクシバの葉のスキャン画像
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