エゴノキ
属名 エゴノキ科エゴノキ属 学名 Styrax japonicus
別名 チシャノキ、ロクロギ
名の由来 果皮がえごいためにこの名がついた
特性 落葉小高木。 根元から何本か株立ち状に出る。 樹高は7〜8m。
葉は単葉で互生。 葉身は広卵形または狭長楕円形で、長さ5〜9cm、
幅は2〜4.5cm。 葉の表面は濃緑色でやや光沢あり、裏面は緑色。 
葉縁は低く波状の鈍鋸歯。 葉先は尾状に長い鋭尖頭または鋭頭。 
新枝に白い花をびっしりと吊り下げる。 花冠の直径約2.5cm。
果実は朔果。 長さ約1cmの卵球形。 青い果実は有毒のサポニンを含む。
かつては麻酔効果を利用して魚とりなどに用いた。
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分布 北海道、本州、四国、九州の丘陵帯から山地帯下部
六甲山系では所々に生えている。  川沿い、谷筋に多い。
花期、果期  花期5〜6月  果期8〜9月
エゴノキ   2005/6/18
  神戸市灘区 六甲山西側(標高760m)
エゴノキの樹皮  2002/1/13
  神戸市北区 鍋蓋山山頂付近 (標高430m)
エゴノキの葉  2002/5/25
  神戸市北区 鍋蓋山北側(標高330m)
エゴノキの葉(表)   2004/5/19
  神戸市北区 再度山北側(標高350m)
エゴノキの葉(裏)   2004/5/19
  神戸市北区 再度山北側(標高350m)
エゴノキの花  2005/5/21
  神戸市北区 再度山北側(標高380m)   
エゴノキの花  2002/5/24
  神戸市北区 再度山北側(標高380m)
エゴノキの花  2005/5/21
  神戸市北区 再度山北側(標高380m) 
エゴノキの果実  2002/6/29
  神戸市北区 山田町藍那(標高240m)
エゴノキの葉のスキャン画像
エゴノキの葉(全体)のスキャン画像
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