サルトリイバラ(猿取茨)
属名 ユリ科サルトリイバラ属 学名 Smilax china
別名 ガンタチイバラ
名の由来 つるに棘が生えていて、猿さえも捕らえてしまうという意味。
特性 落葉つる性低木。 雌雄別株。 枝に鈎状の棘が散生する。
葉は単葉で互生。葉身は広卵形または卵円形。長さ3〜12cm、
幅2〜7cm。葉の表面は緑色で光沢がある。裏面は粉白緑色。
葉縁は大きな波状。
葉の展開と同時に葉腋から散形花序をだし、淡黄緑色の花を多数つける
花被片は6個。長さ約4mmの長楕円形。
果実は液果で直径7〜9mmの球形で朱赤色に熟す。
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分布 北海道、本州、四国、九州
六甲山系ではどこでも見られる
花期、果期  花期4〜5月  果期10〜11月
サルトリイバラの樹皮  2004/2/22
  神戸市北区 鍋蓋山北側(標高390m) 
サルトリイバラの葉  2002/5/5/
  神戸市北区 菊水山北側(標高400m)
サルトリイバラの葉(表)  2004/7/11
  神戸市北区 黄蓮谷(標高450m)
サルトリイバラの葉(裏)  2004/7/11
  神戸市北区 黄蓮谷(標高450m)
サルトリイバラの雄花  2004/4/21
  神戸市北区 再度山北側(標高370m)
サルトリイバラの雄花  2004/4/21
  神戸市北区 再度山北側(標高370m)
サルトリイバラの果実  2002/10/19
  宝塚市 川下川(標高270m)
サルトリイバラの葉のスキャン画像
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