ツガ(栂)
属名 マツ科ツガ属 学名 Tsuga sieboldii
別名 トガ
名の由来 トガの転訛。 木が曲がるという意味。
特性 常緑針葉高木。 樹高30〜35m。 樹形は円錐形 老木になると上部の枝が張り
出し、傘形になる。  樹皮は灰赤褐色で厚く、縦に深く裂ける。
1年枝は淡黄褐色で無毛。葉は線形で互生。 長さ0.7cm〜2cm、幅1.5mm
〜2.5mm。表面は濃緑色、裏面は2条の粉白色の気孔線。 先端は微凹形か円形。
花は枝先が黄色く見えるほど密につく。
球果は垂れ下がる。冬芽は尖る
分布 本州(福島県以南の主に太平洋側)、四国、九州
六甲山系では中腹以上の所々に生育。摩耶山北西側には人工林あり。
花期、果期  花期4〜5月  果期10月
ツガの樹皮(壮齢樹)    2003/3/16
  神戸市中央区 再度山南側(標高370m)
ツガの樹皮(老齢樹)   2004/1/4
胸高直径250cm
  神戸市北区 丹生山山頂(標高515m)
ツガの葉   2004/1/4
  神戸市北区 丹生山山頂(標高515m)
ツガの葉(表)   2004/1/4
  神戸市北区 丹生山山頂(標高515m)
ツガの葉(裏)   2004/1/4
  神戸市北区 丹生山山頂(標高515m)
ツガの球果   2004/1/4
  神戸市北区 丹生山山頂(標高515m)
ツガの樹形   2004/1/4
  神戸市北区 丹生山山頂(標高515m)
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